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2005年09月25日
1万円のカレー、萬カレー食べてきました
カレーミュージアムが1万円の萬カレーを発売するとのニュースが流れた。伊勢エビカレーで1万円というのは聞いたことがあったけど、普通(いや普通ではないが)の1皿のカレーで1万円とは常識をはずれている。
そのニュースを聞いて「これはいかねば!」と思っていた僕の目の前に難関がたちはばかった。
- 大蔵大臣が許してくれなかったので、お小遣いから出さなくてはならない。
ちなみに僕の月のお小遣いは月3万円ですが何か?
- さらに困難だったのは連れを探すことだ。カレーミュージアムでの予約は2名から受け付けだ。連れを探さなくてはならないのだが、誘う友達みんな値段にびびって一緒に行ってくれない。
そんな困難をなんとか乗り越えてようやく究極のカレーにありつけた。
究極のカレーだけあって、食べる場所もVIPルームだ。船室風の部屋に仰々しく案内される。(ちなみにこのVIPルームは、萬カレー以外を食べるときにも1時間600円で使用できる)

そして運ばれてきたのがこちら。ご飯の上にはパセリがのっかっている。パンフレットによるとお米は武川米をつかっているとのこと。まずは通らしく、ご飯の味と食感から試してみる。なるほど、水分がほどほどで確かにカレーに適している味だ。

そしてこちらがルー。写真で伝わるだろうか、このよく煮込まれたルーの感じが。その中にごろごろとでかい肉が入っている。(ちなみに大きめの肉が4切れほど入っていた)ルーの量はご飯に対して贅沢に多めになっている。

そして仰々しくルーをライスの乗せてみる。そしてパクリと食べてみると……。
??これは、フォンドボー??……………と思わせてカレーだ。
この味を説明するのは非常に困難なのだけど、一口食べると口の中に牛肉と野菜の甘みが口の中に広がる。肉も野菜もかなり濃縮されていることがよくわかる。
そして、口の中に広がる、濃厚な肉と野菜のエキスを楽しんだあとにほどよくスパイスが効いてくる。そんな感じだ。
正直辛くはない。40種類ものスパイスが調合されているらしいが、肉と野菜の濃厚さがはじめにでてくるため、スパイスがちょっと負けているような気もしなくはない。

具で固形をとどめているのは、牛肉とにんじんとセロリ。この、にんじんがまた旨い。甘くて柔らかくて、ほくほくしている。
ちなみに肉の断面はこんな感じ。
ステーキの肉ほど大きなサイズのものを煮詰めて、半分くらいのサイズにしたものらしい。

旨い牛肉と言ってもステーキ用の肉を想像しないでほしい。脂身はさほどなく、柔らかいことは柔らかいが、脂のサシが入った柔らかさでなく、たんぱく質としての肉の柔らかさだ。スジはないが、歯ごたえは残っている程度。やはりカレーに入っている肉にはこれくらいの歯ごたえはほしいものだ。
長時間煮詰めたのだろうか、ぎっしりつまっていて肉が濃くて美味い。
おなかが空いていたこともあって、いつのまにか皿は空っぽ。大盛りで食べたかったが、そうすると大盛りは+3000円とかなのだろうか?
でもコースでもなく普通のカレーで1万円だ。一口いくらだろうかと思わず考えてしまう。究極のカレーを味わうには、財力だけではなく、値段を忘れて楽しめるだけの度胸と精神力も必要なのかもしれない。
